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[ 講師紹介 ]
今回 講師の一任をお願いしたのはベルギーからはるばるやってきた『ルーク・バードランド氏』
ヨーロッパで数多くの実績を持つルーク氏は wAw Balloons を経営され、大変人気なインストラクターです。
通訳はご存知パイオニアバルーンカンパニー大野さん。
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今回も各会場の後方には最新のQL製品を並べました。 |
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このセミナーはラウンドよりも、ジオブラッサム、ジオドーナツ、646Q を主体に使用します。
まずはいきなりジオブラッサムを膨らませました。このブラッサム、ひとつ膨らませるのにもひと工夫ありました。
膨らませながら中央の穴に3本ほど指を入れる事で吹き後、穴の状態がこんなに大きく空きます。
こうする事で全体のバランスも良くなり、中に5インチのバルーンが楽に施工できるメリットが生まれます。
(小技ですが、いきなりなるほど〜と思いました 中島 談) |
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コラムの定番はラウンドのクラスターですが、このようにブラッムを使用する
ことで、通常のコラムとは違った作品が出来上がりました。
ラウンドよりもバルーンの数を使用せずコスト削減でき、よりエレガントに魅せる
ことができます。 |
ここでマグムーバー登場!(ルーク氏が手にもっている棒状のものがそうです)このような高い所への設置もマグムーバーを
利用すれば楽に取り付けれます。(マグムーバーは磁石の力で取り付けるものです。詳細をご希望の方は当スタッフまで問い合わせ下さい) |
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この作品は大人気だったクリスタルシリーズの新商品を使用しています。
このアイテムは旧サイズ18”→22”と大きくなりました。
サイズが大きくなり、浮力が増した事によるメリットをこのデコレーションに活用しています。
このようにバルーンの連結へマスターボウリボンを使用していますが、浮力が十分にあることから
このデコレーションが成り立っているのです。設営も長時間保つ事ができます。
(そのメリットを生かして、すぐ様新しい使用方法をあみ出すところはルーク氏の真骨頂なのです。中島 談)
マスターボウはワイヤー入りのものを使用した方がまっすぐに安定してやり易いです。
ギフトよりもデコレーション向きのアイテムだとルーク氏は言います。 |
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この技法は知っている方もいると思いますが、使用の仕方が面白いです。
弊社が扱うコンパクトジャンボウェイトに綺麗なプリントバルーンを図のようにあてがいます。
ウェイトがバルーンにピタッと張り付きます。裏側はセロテープで固定します。さらにバルーンへ空気を少し吹き込んでみると最後の図のようになります。ブーケご利用の際はバルーンの口元にリボンを取り付けます。
いろいろな柄のプリントバルーンでお試し下さい。オリジナルティ溢れるとてもかわいいウェイトが出来上がります。 |
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シングルアーチの講義ですが、ここではパールアーチへちょっとしたアクセントを加えます。
なにげなくシングルアーチをつくるルーク氏ですが、早い!
バルーンの結び方って意外に皆違いますよね。ここでは改めて結び方のレクチャーも行いました。
バルーンだけのアーチへカーリングリボンとチュールリボンを巻くだけで見栄えがぐっとエレガントに見えます。
実際にこう言ったアーチを現場で作成する方って少ないのではないでしょうか?
この講義で私も実際の現場でやってみようと思った方は多かったと思います。 |
ルークのここがすごい!@
どの講義を行うにも欠かせない事は付加価値をつける事!
少量のバルーンでも工夫とアクセントと少しの手間を加える事で、相手に与える印象は増します。
アーティストではなく、ビジネスとして何が必要なのかを教えてくれた場面が多々ありました。 |
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24”バルーンのスタッフィングです。
外から24”・16”・11”のトリプルスタッファです。
バルーンの周りには5”Rと6”Hを260Qで絡めた
バタフライを幾つか取り付けます。
春らしい作品です。 |
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お昼のブレイクタイムにも、ルーク氏の作品集をスライド形式で魅せるあたりは、無駄なく生徒さんを飽きさせませんでした。 |
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ルークのここがすごい!A
ルーク氏は講義するにあたり、一つ一つの作品をじっくり丁寧に作りながらレクチャーしていきます。
それ故、受講された方々には非常にわかり易く伝わります。
丁寧に、無駄なく、妥協なくというところはきっとルークさんのポリシーであり、
プロ意識なのだろうと思う場面が何度となくありました。 |
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3Fネットと24”ネットを組み合わせるといった、
ちょっと変わったデコレーションも登場しました。
3Fの周りに取り付けるオブジェは、ハンズオン時に皆で作った物を取り付けました。
このあたりも無駄がありません。 |
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『Qチェーン』オブジェの登場です。
これはルーク氏が考案した技法のデコレーションなのです。
646Qとラウンドを使用。
簡単かつボリュームを出せるデコレーション技法です。
ここではQチェーンテクニックを応用して、様々なオブジェが登場しました。
このQチェーンはパーツ毎にもっていけば、
現場で組み立てる事も可能です。 |
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数多くのスライド画像が登場したのもこのセミナーの特徴でした。
実際に見せる作品と、実際に使える事例の作品を平行して見せる事で
理解度が高まります。
この画像は受講者の方へも大変人気でした。
画像を見せながら、効果的な講義運びをする。 |
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同じ作品を作る中でも、会場によりデザインを変えていきました。
講義を進めていく中で気づけば、所狭しと作品ができあがっていきます。 |
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260Qをよくこんな風にスパイラルにしますよね。
やり方は何通りあるのでしょうか?
1つは、膨らました後に型をつけます。
2つ目は筒状のものに巻きつけながら膨らませます。
最後にこの技法知っていましたか?
260Qの中へ160Qを入れます。入れた後に先端同士を結び、260Qの方を膨らませると弧を描くように膨らんでいきます。
さぁ試してみましょう!
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このバルーンは新作でしょうか?
違います。
これは350Qを半分に切ったものを11”Rのプリントバルーンでかぶせて
膨らました状態です。
思いつきそうで思いつかない簡単テクニックです。
装飾方法としてここでは、花びらのおしべに用いて使用します。
他にも違う柄で応用できそうですね。
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セミナーで活用していたのは新型エアフォース4です。
べダル式と一体型になり、このように3Fでも膨らませるよう
ノズルの付属品も充実しています。 |
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驚いたのはこのハートバルーン。
これなんと、ジオドーナツを裏返しにひっくり返した状態のものを膨らましています。
そうすると、あら不思議ハート型に膨らむのです。
通常のハート風船と違い立体感があり、多少膨らましすぎても割れることなく綺麗な丸みを帯びた
ハート型ができます。
このように連結してデコレーションしましょう。 |
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装飾例としてはこんな感じです。 |
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最後に登場したのはSHPバルーン同士の連結技です。
ビーズのような丸い玉を用意して下さい。
逆止弁からこの玉をバルーンの中へ入れ込みます。
入れた玉をSHPバルーンの端へ移動させて、
これが結び目の玉になります。
その先端へ吹き後前の260Qを結びつければ簡単に連結する
事が可能です。(簡単だけどナイスアイデア!)
結び目はもちろんクラスターで隠す事を忘れてはいけません。
パーティデコレーションの作品です。 |
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最後の福岡会場での記念撮影ショットです。
(次回は各会場全てで記念撮影したいと思います)
各会場にてご参加頂いた皆様方、ありがとうございました!
イベント同行者中島より総括コメント・・・
今回は時間をフル活用して、たくさんの作品が出てきました。
しかし、どれもそれほど難しいテクニックを使用している訳ではありません。
でもそれだけに、どれもすぐに実践で使ってみようかというものが多くありました。
そして、簡単だけどなかなか思いつかなかった。。。という印象も強く受けました。
このセミナーを通じて、普段何気なく当たり前に使用している商材も工夫次第で実はいろいろな活用法がある。
今後新しいデコショーン方法を身につけるヒントにつながれば幸いです。 |
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この会期中でいち早くご紹介した
『ドロップ&フライ』とは?
おっと!忘れてはいけないのがロードショーに飛び入り企画で紹介した、
バルーンリリースで使用できる『ドロップ&フライ』です。
と言いつつ画像で紹介しているのは、プール!?
残念ながら会期中撮った画像がこれしかなく、これは演出した後の画像です。
きちんと説明致しますと、浮かんでいるのはスーパーボールです。
このスーパーボールが重り代わりになり、スーパーボールの先端より水に溶ける
リボンが取り付けられています。
そのリボンに直接11”Rサイズのヘリウムガス入りバルーンを取り付けます。
この状態のままプールへ投げ込むとリボン部分が水に触れて、約5秒後に溶け飛んでいきます。
初めはただ浮かんでいるだけのバルーンが、やがて次々に飛んでいく様は感動を与えます。
プールがある式場で、1回の演出60〜100個のボリュームでご利用下さい。
弊社一押しアイテムです。是非お試し下さい。
詳しい資料は別途お問い合わせください。 |